2010年にリリースされ、不動産業などで密かに活用されてきた「45° Imagery」が2025年5月にリリースされたGoogle Maps JavaScript APIバージョン3.61において正式に廃止されました。
これにより、map.setTilt(45)を使用して斜め45度の航空写真を表示することができなくなります。
代替機能について
現時点で、この機能に代わるAPIオプションは用意されていません。
ただし、Googleはよりリアルな地図体験を提供する「イマーシブビュー」などの新技術を展開中です。これらは高精細なストリートビューやAIを活用した表示で、より臨場感のある地図利用が可能になります。
発者への影響と対策
45° Imageryを使っていたアプリケーションでは、APIを3.61以降に更新すると機能が動かなくなる為、下記のような対応が推奨されます。
・APIバージョンを3.60に固定しておく
・イマーシブビューなど、新しい視覚機能への切り替えを検討する
まとめ
2010年より長らく親しまれてきた45° Imagery機能でしたが、イマーシブビューの登場により、影が薄くなってきたのも事実で世代交代といった感じでしょうか。
3Dでの対応が必要な方々は取り急ぎAPIバージョンを3.60に固定し、新機能への切替えを検討する事をオススメします。
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